世界遺産 熊野参詣道小辺路 野迫川エリア
星空に囲まれた天空の國。村の北部には古くから開けた信仰の山・高野山があり、南には高野龍神国定公園の一部である伯母子岳や護摩壇山が険峻な山容を見せて連なっています。また、野迫川村上地区は雲海景勝地で、雲海のビュースポットが何箇所かあり、条件がそろえば素晴らしい景色を見ることができます。
鶴姫公園
熊野に左遷された大八郎を慕って、椎葉村を発った平家の娘 鶴姫は、この地で流行り病に倒れなくなったと伝えられています。鶴姫公園は遊歩道も整備され、360度のパノラマが広がる展望台からの眺めは素晴らしく、晴れた日には、淡路・四国まで見渡せます。また、夜は日本で有数の星空が綺麗な場所として知られています。
荒神社(立里荒神)
荒神社は、弘法大師が高野山を開山する際に勧請したとされる神社で、宝塚市の清荒神、桜井市の笠山荒神と同じく日本三大荒神のひとつで、商売繁盛の神、火の神、かまどの神として信仰されています。荒神岳山頂に位置することから眺望もよく、雲海景勝地のひとつでもあります。
平維盛歴史の里
野迫川村は平清盛の孫である平維盛(たいらのこれもり)が熊野・吉野の山中をさまよい歩き、最期を遂げたと伝えられています。敷地内には、維盛塚を中心に花風月の庭、ツツジ園、散策の路、展望台などが整備されています。
また、毎年7月に夏の大祭が開催されます。平家の赤旗がはためく中、野迫川夜叉太鼓の勇壮な音が響きわたります。
宮の向・北今西キャンプ場
場内にはオートサイトテントや快適にアウトドアライフが楽しめるバンガローがあります。またバーベキュー・共同炊事場棟を完備されています。