上北山エリア
大峰山系の大普賢岳から東の伯母が岳を経て、大台ケ原へ至る尾根筋は、その急峻な地形から修験者たちの格好の行場として古くから知られている。歴史に初めてこのエリアが登場したのは、笙の窟を通じてでした。
大台ケ原
吉野熊野国立公園に指定される「大台ケ原」は年間降雨量5,000ミリという世界有数の雨水量を誇る大台ケ原は、多量の雨が湿潤な気象条件を生み出し、南の島屋久島と並ぶ我国を代表する原生林を形成。モスフォーレストと呼ばれるコケの多い林や壮大で水量豊かな渓流と滝などを生み出しています。
未開の原生林は、野生動植物の宝庫となっています。カモシカをはじめ野生の日本鹿や珍しい植物の四季の姿を観察することができます。トウヒ林は分布のほぼ南限に島状にまとまった群落を形成し、ブナ林は西日本では最大規模になるなど貴重な自然財産となっています。
上北山温泉 薬師湯
大ツルツルするの泉質が特徴の温泉はフォレストきたかみ内に併設されており、肌がきれいになり美人になると評判のアルカリ性単純温泉。石の湯、木の湯のほか岩造りの露天風呂もあります。
入浴料 大人 700円 子供 350円
小処温泉
大台ケ原のふもと、東熊野街道をもう少し下がり、小橡川に沿って枝道を山の中に向った先にあります。山村の味を活かし、木材をふんだんに使った造りとなっており、清流の音を聞きながら、四季折々の風情（夏の蛍・秋の紅葉etc…）を満喫していただけます。
泉質は、摂氏２５．６度の単純硫化水素泉で神経痛・糖尿病・うちみ・慢性皮膚病などに効果があります。
入浴料 大人700円、小学生350円（3歳〜小学生）